結論から申し上げます。
給水装置工事主任技術者は1ヶ月あれば合格できます!
結論すぎますが、それでも足切りや合格基準や試験問題を理解した上で、きちんとした勉強計画と対策を行い、1ヶ月間効率よく勉強すれば合格可能です。
今回はその給水装置工事主任技術者の勉強期間を「1ヶ月」と限定した勉強方法の解説ブログとしています。
・設備、水道工事業者3年生
・受験資格ギリギリの別の工事業者
・勉強期間を長くとらず、サクッと1ヶ月で資格を取得したい方
・おすすめ参考書や問題集を知りたい方
・取得するメリットや必要性を知りたい方
ここで補足しておきますが
設備屋3年生というのは受験資格はあるものの、現実的には水道法や水理計算など試験問題に出てくる知識については浅く広く理解しているという位置付けです。
というのも、私が設備業者で3年生の頃なんて特に酷い有様で、初心者と変わらない無知さでした。
あいつは給水装置工事主任技術者の試験には落ちるだろうな
なんて、周りからは噂されていたくらいです。
それでも何とか自分なりの資格勉強方法を模索して、給水装置工事主任技術者に合格して数年してから転職し、設備設計者を現役で続けられています。
それでは給水装置工事主任技術者に1ヶ月で合格する方法を解説していきます。
モチベーション維持を意識する
仕事をしながら勉強を計画的に行うにはモチベーション維持が一番大切です。
特に今回は1ヶ月というかなり短期間の勝負なので
このブログで解説する内容を、お読みになっている今この瞬間からすぐにモチベーションを上げる意識を持ってください。
合格するとどうなる?
給水装置工事主任技術者に合格したあなたの状態を想像してみてください。
どのような状態になっているでしょうか?
ご自分の知識は増えて仕事に役立っていますか?
独立はできそうですか?
順調な転職活動ができていますか?
資格手当で給料は上がりましたか?
給水装置工事主任技術者を受験しようとする方には、取得する為の様々な理由があります。
ご自分の給水装置工事主任技術者を受験しようとしたきっかけ、そして、合格した後のご自分がどうなっているか今一度イメージしてみてください。
可能であればどこかにメモしておきましょう。
あまりイメージが湧かない方へせっかくですので、お読みになっている今からモチベーションが上がるように合格したらどうなるかを何点か解説します。
管工事の主任技術者、行政指定の指定工事店になることができる
給水装置工事主任技術者に合格すると、厚生労働大臣認定の免状が届きます。
免状が届いた方は、管工事の専任の主任技術者になれます。
また、独立される方は晴れて会社所在地の市町村の水道局や上下水道部など水道を取り扱う行政指定の水道工事指定工事店に登録することができます。
給水装置工事主任技術者を取得するメリットとして、実際のところこの理由が1番多いように感じます。
つまり、管工事の配管工、水道工事の業者としては給水装置工事主任技術者を取得してからが本当のスタートということですね。
一定の理解がある技術者と認識される
給水装置工事主任技術者の試験問題には、水道法や給水装置工事法など水道に関係する法律の理解や給水装置計画論として水理計算や受水槽の容量算定などが求められます。
その他、給水装置の設備機器に対しての機能や構造の理解力も試される為、給水装置工事主任技術者に合格するということは、それらについて一定に知識があると周りからも認知されます。
この人は給水装置工事主任技術者の免状があるので、給水装置についての工事は安心して任せられそうだね
給水装置工事主任技術者を取得しているから、一般的な管工事の仕事の知識の他に水道法とか水道に関係する法律も理解しているから、頼りになるなぁ
実際、そう思ってもらえると嬉しいものです。
独立が可能
前述しましたが給水装置工事主任技術者を取得すると、水道を扱う行政の指定工事店として登録することが可能となりますので、水道工事業者としての独立が可能です。
水道工事業者は言わば、建物が存在する限り必要な仕事内容ですから、社会的な必要性も高く、無くなることのない業界で、安定した収入を得ることが可能です。
転職が可能
また、給水装置工事主任技術者を取得することで配管工または管工事の現場監督として、重要なアピールポイントになりますので、転職活動にも有利に働きます。
給水装置工事主任技術者の他に
消防設備士、配管技能士、排水設備工事責任技術者、そして管工事施工管理技士まで取得できれば、配管工事において非常に貴重な人材と言えるでしょう。
給水装置工事主任技術者を取得すると次は管工事施工管理技士も視野に入れることが可能です。
下水関連の資格取得も目指しましょう。
年収や給料など金銭面UPが期待できる
給水装置工事主任技術者は国家資格ですので、当然給料面の金銭的UPも期待できます。
ここで一つ豆知識
大抵の経営者が誤認しているのは、「国家資格」という位置づけです。
そもそも国家資格=独占資格なのですから、その資格の取得の難易度が低かろうが高かろうが、国家資格を取得している事自体に意味があります。
ですので、数万円とは難しくも数千円でも対価として、給料面の金銭が上がって当然の事なのです。
月収で数千円でもUPすれば、それは年収では数万円UPになるのですから、取得する十分な価値があると考えます。
合格基準を理解する
①でモチベーションを維持する方法を解説したところで、続いては給水装置工事主任技術者の合格基準について理解しましょう。
給水装置工事主任技術者の合格基準は
必須6科目合計40点、全科目合計60点以上となっています。
つまり、給水装置工事主任技術者には科目別に足切りがあります。
科目別合格基準=科目別の足切りは以下のようになります。
①、②、③全ての合格基準を満たす必要があります。
合計60問とはいえ、合格基準はかなり細かく設定されています。
要するに各科目で1/3以上ずつ正解し、かつ約67%以上正解すれば合格できるという事です。
ここで注意したいのは、2点だけです。
必須科目の全6科目
問題数の少ない科目
(公衆衛生概論、給水装置工事事務論、給水装置施工管理法)
必須科目は各科目別の最低点合計は15点ですので、②を満たそうと思うと、必須科目の中で残り12点正解する必要があります。
加えて、問題数の少ない科目は、きっちりと勉強していなければ、全く分からない問題ばかり出題されて足切り状態となってしまいますので、注意が必要です。
結論は、まんべんなく勉強してかつ、必須科目は重点的に勉強するように心がけましょう。
難易度は意識しなくて良い
結論を申し上げますと、給水装置工事主任技術者を1か月で合格するには、試験の難易度は気にしなくて良いです。
これが2カ月、3か月もの時間をかけて勉強計画を立てる場合は、ある程度は難易度を理解することは必要ですが、今回は1か月と題していますので、1か月という短い期間では必然的に難易度は意識している暇がないのです。
競争では速さが必ず勝つ
昔購入した数分の勉強方法の書籍より抜粋
当たり前の話ですが、競争では速い人が勝つのです。
道を理解することも必要ですが、短距離走はとにかく速い人が勝つ=合格するという事を理解しましょう。
ちなみですが、給水装置工事主任技術者の難易度としては、消防設備士甲種よりも難易度は低く、消防設備士乙種と同レベル程度だと個人的には考えています。
とにかく、次の項目からの勉強の手段を理解しましょう。
1か月で合格するおすすめ勉強方法
それではモチベーション維持、合格基準を理解したところで、いよいよ勉強方法について解説していきます。
この勉強方法で勉強すれば給水装置工事主任技術者は1か月で合格できます。
重要な内容を以下にまとめました。
・勉強に使う参考書は「これだけ覚える!給水装置工事主任技術者試験」のみ
・参考書を試験3日前までの日数と、本のページ数で割る
・3~4回繰り返して間違えた箇所は必ずメモする
・移動時間は過去問をまとめたクイズ形式のサイトを利用する
たったこれだけで給水装置工事主任技術者は1か月で受かります!!
オススメ参考書の使い方
紹介した参考書は「これだけ覚える、給水装置工事主任技術者試験」がオススメです。
参考書はこれだけに絞って勉強しましょう。
重要な事がまとめられていますし、非常に分かりやすいテキストで問題集も科目ごとに掲載されています。
参考書を購入し、入手できた所で次はこの参考書のページ数を、今日から試験3日前までの日数で割ります。
移動時間や隙間時間はクイズ形式のサイトを利用
給水装置工事主任技術者の参考書がどれを使えばいいか、そして参考書に対しての勉強方法も明らかになり、最後に重要な内容を解説します。
給水装置工事主任技術者にはクイズ形式で過去問を紹介しているサイトがあるという事です。
これは非常に便利でして、クイズ形式に過去問を解くと実践練習にもなりますし、何より気軽に勉強することができます。
出勤や帰宅途中の電車の中、お昼休憩、はたまた休日の外出時の待ち時間などの隙間時間を有効活用できます。
給水装置工事主任技術者 クイズ と検索するとすぐにヒットしますので、是非検索してみてください。
また、近年は過去問クイズのアプリなども製作されている方も多くいらっしゃいますので、それを利用してスマホやタブレットでより勉強がし易くなっていますね。
【最重要】間違えやすい箇所をまとめたノートを作る
給水装置工事主任技術者の勉強方法として、オススメの参考書、オススメ参考書を使った勉強方法、そしてクイズ形式で過去問を解いて隙間時間を有効活用しましょう!
と解説しましたが
それらの勉強に対して一番重要な事がこの項目のです。
1か月で給水装置工事主任技術者を合格する勉強方法として一番大切なので、必ず覚えて実践してください。
参考書や過去問で3回以上繰り返しても間違える、理解できていない箇所は必ずメモすること!!
これを必ず実践してください。
1か月で合格するには必須方法だと理解してもらいたいくらいです。
この手法を使うことにより読み進めた参考書や過去問の内容を漏れなく勉強し、覚える事ができます。
ちなみに私はこのようにメモしていました。
試験3日前~試験当日はメモを確認する
間違えた箇所などのメモは毎日確認してもいいのですが、1か月という時間はそれほど長くありません。
なので、メモした内容は試験の3日前から集中的に繰り返し確認して理解を深めるようにしましょう。
その為に、オススメのテキストの読み進める期間を試験3日前と書いているのです。
テキストの読み進める作業と、メモの内容確認は同時並行しても良いのですが、メモの内容確認は結構時間がかかります。
なので、試験3日前から確認する!そう割り切ってメモを作成していくようにしましょう。
まとめ
それでは1か月で給水装置工事主任技術者に合格する為の方法のまとめに入ります。
①1か月勉強を続けるモチベーションを作ろう!
受験する目的は何ですか?合格したあなたはどうなっていますか?
参考までに、合格すると
管工事の主任技術者になれる、水道工事業者として行政の指定工事店に登録できる、水道法などに理解のある技術者と認識される、独立や転職ができる、年収などの給料面が充実する、、、
②合格基準を理解しよう
必須6科目の得点合計が27点以上であること
必須6科目のそれぞれの得点が以下の点以上であること
全8科目の総得点が60問中40問以上正解であること。
まんべんなく勉強してかつ、必須科目は重点的に勉強するように心がけましょう。
③1か月で受かる勉強方法
・オススメ参考書は 「これだけ覚える!給水装置工事主任技術者試験」
・試験3日前までにオススメ参考書を最低3回繰り返すスケジュールを立てよう。
・隙間時間は過去問のクイズ形式のサイトを利用しよう。
・3回繰り返して間違えた内容は、メモして試験3日前から見直そう。【最重要項目】
以上です。
資格勉強は、仕事をこなしながら勉強時間を確保する必要があるので、大変苦労も多いです。
ですが、給水装置工事主任技術者のような国家資格を取得することは、あなたの人生にとってメリットしかありませんので、取得しておいて損はありません。
少しの努力であなたの人生を豊かにする為、今日から勉強のモチベーションを上げて少しだけ頑張ってみましょう!それも1か月だけ!
ご健闘を祈ります。
pinky
コメント