消防設備士1類をサクッと取得する勉強

消防設備士

消防設備士1類は選ぶ参考書や問題集を間違わず、効率的に勉強すれば簡単にも関わらず、屋内消火栓やスプリンクラー設備を取り扱う非常に有益な資格です。
消防設備士1類の魅力と共にオススメ書籍などを現役設備設計者が解説していきます。

この記事を読むと〇〇できます。

・消防設備士1類の魅力を理解し、取得するメリットが分かる。
・消防設備士1類のが簡単だと分かる。
・消防設備士1類のオススメ勉強本、書籍が分かる。

それでは本題に入っていきます。
消防設備士1類のおすすめ参考書、問題集のみ知りたい!という方は目次でそのタイトルの箇所へ飛んでください。

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消防設備士1類の魅力

先ずは消防設備士1類の魅力から解説していきます。

消防設備士の魅力について以下のようにまとめました。

・消防設備の中でも代表的な消防設備を扱う資格
・1類の知識は2類3類に生かすことができる
・消防設備士1類を取得すると2、3類を受験する際に科目免除が多い
・消防設備士1類の勉強は機械設備を扱う設備関連の仕事には必須

消防設備士の中でも最も人気と言えるのは、1類もしくは4類です。
1類と4類の試験内容は以下のようになります。

・消防設備士1類:屋内消火栓、スプリンクラー設備等
・消防設備士4類:自動火災報知設備等の警報設備

消防設備士1類と4類が人気の理由は簡単で、消防設備として最も代表的だからです。

その証拠に1類と4類は受験者数が他の消防設備士に比べて圧倒的に多いのです。
以下の消防設備士の試験についての公式HPに、受験者数、合格者数などが記載されています。

消防設備士試験 |一般財団法人消防試験研究センター
国家資格である危険物取扱者試験と消防設備士試験の実施機関です。

また、消防設備士1類で勉強する内容は2類3類で勉強する分野にも精通しています。
スプリンクラー設備を制御する流水検知装置や一斉開放弁は2類や3類にも出てきますし、1類を取得してしまえば2類3類を受験する際は、免除科目が多いです。

消防設備士1類を取得して2類、3類を受験する際は
消防関係法令の共通部分と基礎的知識が免除されます。

消防設備士1類の難易度は?

消防設備士1類は確かに他の消防設備士に比べてやや合格率が低い傾向にありますが、

正直、消防設備士1類の合格率についてはあまり気にしなくて良いというのが結論です。

私の経験談になりますが、下記のようにまとめてみました。

受験した時の条件

▼機械設備の施工管理会社勤務2年生
かろうじて給水装置工事主任技術者を取得できたくらいで、屋内消火栓もほとんど見たことないくらいのレベル

▼勉強期間
3カ月(2時間/日×3カ月=180時間)
ほとんど休みなしで働いていたので、2週間に1度程度の休日は、ほとんど寝て実際は1時間やるかやらないかの日もありました。

▼受験した科目
消防設備士 甲種1類
(今思えば無謀にも程があったと思います・・・)

▼受験した動機
会社で受けろと言われた相対的理由と、いつかこんな会社出ていってやる・・・そんな不純な動機

結果どのようになったでしょうか?
↓↓

受験勉強と受験結果

▼受験勉強方法
次の項目の参考書と問題集を5回繰り返して、無理矢理頭に詰め込んだ。
当時は勉強方法すらまともに確立していなかったので、適当に繰り返し勉強しただけの酷いものでした。

▼受験結果
試験勉強が3時間の所、1時間で解き終わってしまいました。
結論としては余裕で合格したようです。

資格試験の勉強の基本は繰り返すことです。
特に建設業というのは忙しい業界なので、知識を理解することも大事なのでしょうが、そんな時間は少なくとも私には到底ありませんでした。

そして、ひたすら繰り返すという事がたまたま良い結果につながったのですが、私が自分の体験談を書いて特に伝えたいのは

消防設備士1類は勉強のやり方さえ間違わなければ誰でも取得可能

という事です。
私と同じような経験数でこの記事を見ている方は安心してください。
案外、気合で何とかなります!笑

消防設備士1類のオススメ勉強本

ここで紹介する書籍は、実際に私も愛用していた有名な参考書と問題集です。
私はこの参考書と問題集をそれぞれ5回は繰り返しました。
経験者の方は3回程度でほとんどマスターできるのではないでしょうか。

消防設備士1類 おすすめ参考書

消防設備士1類のオススメの参考書は、消防設備士参考書でお馴染みの「工藤本」です。
図解や絵がついていて、とにかく分かりやすい!
消防設備士初心者から経験者までオススメです。
特に設置基準などを一覧表に逐一まとめてくれているのは、消防設備士1類を取得した後でも、仕事でも活用していたほどです。

消防設備士1類おすすめ問題集

こちらも参考書同様に「工藤本」がオススメです。
正直言ってしまうと、消防設備士の勉強する本は工藤本だけ購入して、きちんと勉強すれば受かります。
問題集も何度も繰り返しやっていくと自然と知識として成り立つものです。

消防設備士1類のまとめ

それでは第1類消防設備士試験についてまとめに入っていきます。

・消防設備士1類は、代表的な消防設備の取り扱いであり将来性もある魅力的な資格

・1類を取得した次は2類、3類を取得に向けて勉強しましょう

・勉強方法は、参考書と問題集をひたすら繰り返す。

・消防設備士1類のオススメの参考書と問題集は「工藤本」

おまけ:消防設備士関連の記事について

余談ですが、当ブログの消防設備士に関する記事の紹介を致します。
私は現役設備設計者ですが、建築士や設計者も消防設備士を取得した方が良いと考えています。
その理由を当ブログの記事で書いています。

消防設備士を複数取得したいと考えている方は少なくありません。
そんな方向け、電気設備や機械設備などの職種別に消防設備士を取得する順番のオススメ記事を書きました。

消防設備士4類については以下になります。

消防設備士2・3類まとめて受験についての記事も書いています。

余談ですが消防設備士と難易度が同程度の給水装置工事主任技術者を1ヶ月で合格する方法も解説しています↓↓

もちろん、管工事施工管理技士についての記事も書いています↓↓

以上です。

代表的な消防設備士の資格を取得して、どんどん仕事の幅を広げていきましょう!

pinky

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